2007年9月23日日曜日

ホラー映画「死霊のえじき」を見た。

 オープニングから、ゾンビの大群という、脈絡もなく始まったこの映画なんですが、まぁいいでしょう。ゾンビが大量発生し、それを調査する目的から始まるということで、不問としたいと思います。そういう設定で。

 地下シェルターで、研究をしている調査チームと研究者を守る軍人チーム。どちらも大切であり、共存しなければならないのですが、軍人チームが除々に武力を持って圧力をかける。それに対する調査チームのリーダー的博士もなんか別のベクトルで研究をしいる。

 そんな中にいる主人公の女性ならびにその取り巻き達って感じなんですが、相変わらずの乾燥系ホラーでした。ただ、博士が研究していた、バブが除々に思考を持ち出したことやゾンビは脳で動いている。そしてその脳に電気的刺激を与えることにより、研究者の思いのままに動かすことが出来る等の発見もあった研究チームであれますが、そのチーム内でも、「それで、何?」的な考えを持つ人達もいたりして。

 ネタバレなんですが、結局軍人チームが自分達だけ逃げようとヘリコプターのパイロットに圧力をかけるのですが、それを拒否。しかも冒頭で腕をかまれたんですが、腕を切り落とすことにより、感染を防いでいた精神的に追い詰められた人がゾンビと一緒にシェルターの中に入ってしまう。

 そんな中、主人公、パイロット、無線技師が命からがら逃げ延びて、無人島でのんきに釣りとかをしてて終わりって感じでした。

 まぁツッコミどころはあるんですが、相変わらずゾンビ達、主人公には甘いですね。他の人には容赦ないのに。

 特殊メイクもかなり技術的に上がってきているもののCGとかは無いので、1990年代始めの映画だったと思います。

 犠牲者のむごたらしい姿とか、ゾンビに追い詰められてる感の迫力が結構あって、オモ怖かったです。でもなんであんなに多種多様なゾンビが。。。ウエイトレス姿とかは分かるものの、ウエディングドレス着てたり、ピエロの格好してたり、どんな街なんだって思いました。

 ゾンビ物では、結構良い感じ、怖い映画だと思います。三ツ星☆☆☆

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