2007年10月17日水曜日

全て兄貴の無許可で

 兄貴が大学生で筑波に行ってた時からそうでした。床が抜けるんじゃないかというほどのマンガ、しかも、月刊マーガレットとかに載るような、いや実際載っているのか?花と夢コミックス。あとコバルト文庫などの文庫本。

 まるで女子中学生が読むようなものが、それこそ、冗談抜きで山積みされているんです。

 4日間、とりあえず世話になったので、自分が過ごしてた部屋を掃除しようと思い、オフクロに話をしたところ、あの山のようなマンガをどうにかして欲しいと言われたので、兄貴には悪いですが、俺の独断で、もう読まなそうなマンガをダンボールへ詰め、ブックオフに売ることにしました。

 売るべき(多分売りさばいても、怒られはしても激怒はされないであろう)本をチョイス。そのチョイスだけでも、かなり困難を極めるものでした。

 まず、マンガが整理されていない。縦積みではなく横積みで置いてあるので見にくいったらない。しかも開きの方を前にしてたりもするのでいちいち確認しながら作業を進めなければならないこと。

 あといかんせん埋蔵量が多すぎる。大きい本棚が4つ、カラーボックスが3つ。それら全ての棚に本を前、後ろ2段づつ入っているからもう、本棚の耐久性がもたないんじゃってくらいの本の量です。

 ええい。と思い片っ端から本を積んでいきます。考えられることとして、売られては困るマンガは、一箇所に整理されて置いてあること。かつ前面に置いてあるマンガは最近買ったであろう物であることを踏まえ、本棚の奥にある本で、かつ並びがメチャクチャな本をダンボールに入れていきます。

 何冊とかはその時は覚えてません。ただ、ダンボールに3つ。自分が持てる重さまで入れて帰り際にあるブックオフに行きました。

 結果は、約150冊で、4500円。1冊の単価でいえば30円という計算。まぁそんなもんかとお金を受け取り、文字通り逃げるように帰路につきました。

 ちなみに俺が驚愕した本の埋蔵量ですか、つい最近、兄貴が整理して、ダンボール5個ほど売ったそうです。売れた金額が全部で3万円だったという話を聞くと、約1000冊の本を売ったことに。俺のを合わせて1,150冊。でも俺が売った本の量なんて、家にあるマンガ全体の10分の1もなかったと思うんで、確実に1,500冊以上、あるいはその倍くらいあるかもしれません。

 それらのほとんどが、知ってる人しか知らないであろう、マイナーな本。

 兄貴。かなりイケてるよ。俺からの忠告を1つ。結婚を前提としてお付き合いしている彼女が家に来る前に、全部とは言わないけどせめて3分の2は処理した方がいいよ。埋蔵量もすごいけど、乱雑に山積みされているカオスな状態は、家族でもビビルと思うから。

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