2007年12月19日水曜日

映画「フルメタルジャケット」を見た。

 数あるベトナム戦争系映画、ハンバーガーヒルとか、グッドモーニングベトナムとか、その中で今まで見ていないほうがおかしいよえな映画です。

 監督もスタンリーキョーブリックで、CMとかでき見たんですが、まともに見たのはこれが初めてです。

 新兵の8週間の想像を超える訓練。途中で精神的にやられる人がいたりとか。人格をも破壊する海兵隊の訓練。ウソではないでしょう。きっと。

 で、皆ベトナムへ行き、最前線に送られた。その中で、報道で最前線に行ったジャーナリスト、カメラマンの視点が描かれていると思います。

 特段の主人公はなく、全ての兵が主人公で、脇役でもある。今までの中、太平洋戦争も含め”リアルな戦争映画”としてはトップクラスだと思います。もう1つは蛍の墓なんですけとね。

 映画の最後、歩いている歩兵が、みんなで、ミッキーマウスを歌うシーン、そこにも本国へ帰りたい兵隊達の思いが伝わってくると思います。名画だと思います。五つ星☆☆☆☆☆

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Hi, again ♪

私のお薦めは「U-Boat」です。

 ご存知の通り、第二次大戦下・・独逸の潜水艦の戦闘を描いた作品ですが、「バルト海面下・・密閉された艦内」を舞台に【人間の心理描写】が淡々と表現されています。

「ハンバーガー・ヒル」も、戦闘の中で見られる個々人の良心と狂気の沙汰が描かれた中々の出来栄えでしたね。

どうも、「トップ・ガン」「愛と青春の旅立ち」など・・『海・空軍』を舞台にした作品に比べ『海兵や陸軍もの』は人間臭く表現されているように感じます。

hina666 さんのコメント...

Uボート、自分も見ました。損傷を受け、海底に沈み、声すらも出せない状況での心境がよく伝わってきます。そして、エンジンを直した1人の技術士さん?が顔を黒くして。

記憶に残る作品だったと思うとともに、日曜洋画劇場のあの、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラって言う人の顔を思い出します(笑)

今年公開した硫黄島からの手紙も見たんですが、リアル感が無く、1990年代に作られた映画の方がよりリアリティを感じます。