2008年5月10日土曜日

エイリアン・エクスペリメントを見た

 略してA.E

 えーっと、ロシアで墜落したUFOの中から、映像データがあり、それをロシアの技術により解読し、その映像データをアメリカ大統領あてに送った。その内容は宇宙人に連れ去られ、人体実験をしている映像であった。。。。

 あらすじを書くのもダルいくらいダルい映画で、あまりのダルさに、途中で寝てしまうほどダルい映画でした。

 まず、設定に無理があると思われます。ロシアで墜落したUFOの中から出てきた”アメリカ人”の人体実験の様子。これはロシア、アメリカという2大強国、それぞれで、地球人の危機感をつのらせるのが目的かと思われます。が、どのような基準で彼らが抜擢されたのか、それが不明であること。

 人体実験の様子。ということなので、カメラのアングルは、監視カメラのようなアングルなんですが、時々、宇宙人の目線からの映像があり、これは宇宙人が得た視覚をデータとして抽出できる。もしくはカメラ付き実験服を宇宙人が着ていると想像されるのですが、監視カメラの位置がコロコロと変わり(前後上下左右)でもそのアングルは固定されるので飽きてしまう映像で。

 人体実験自体もよく分からない、宇宙人が何をしたいのかもよく分からず、最後に女性の人が悟ったかのように語っていますが、87分のうち、80分は人間がさ迷う映像で、ダルダルです。

 あと、最初に被害者の方々にウロコ状の物を貼り付けることにより、上手くないことにチンチンとかお尻とかオッパイとかが隠れてるんですが、おしっこの時はどうするんだろう。。。と思ったり。

 場所が、多分、別の星という設定だと思います。UFOの中というようなハイテク感がなく、洞窟の中みたいな感じだったので。でもそのセットもハイテク宇宙人の技術を持っているならばもうちょっとメカメカしい作りがあってもいいだろうと。小部屋には自動ドアみたいなのが付いているのですが、その動きっぷりはハイテクなのに、その周辺はどこかの洞窟。。。そして最後は謎の繊維でミノムシ状態。手足をもがれていくんですが、何ゆえ?って感じで、中途半端に期待がもてるので生きる方向でいくんですが、もう絶望先生バリに絶望してもいいかと思われます。

 時々、ビデオ映像のようにシーンが変わるので時間的要素、そこで何時間、何日たっているのかそれも不明です。何日もたっているんであれば、狂うもしくは自らの。。。ってなるでしょきっと。

 そんな映像をテイクアウトし、地球におもむき、そして墜落してしまうという無理っぷりも見ている人にとってはキツイ設定だったと思います。

 SFホラーという位置づけになろうかと思いますが、怖くないのもキツイ映画でした。ってか、怖くないし。残念ながら1つ星☆

 余談ですが、この映画より、このテキストを書いてる途中で、アンチウイルスソフトがウイルスデータを更新したアラーム音にビックリしました。笑えない。

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