2008年5月10日土曜日

デストンネルを見た

 あらかじめ言っておきますが、借りた映画は呪怨を除いて全て知らない作品です。全てジャケとタイトルでチョイスしています。

 2本目、デストンネルを見ました。史実に則った作品であるらしいです。ナントカ診療所では、感染系患者の隔離場所として、存在するような診療所。その極めて高い致死率でその診療所は破産するのだけれど、死んだ患者を隠すため、地下に150mものトンネルを作り、死んだ人を隠したとされる舞台。

 そこで、あるパーティに招待され、その中から5人の女性がチョイスされる。

 本来であれば、それはゲームであり、女性の肝試しっていった趣向の物であった。5つのフロア、5人の女性、そしてそこに5時間いると言うルール。そして違う存在として5人のゴースト。。。

 まず第一に、コンセプトがもうバリバリのパクリでありまして、SAWシリーズを狙ったかのようなゲームであったり、診療所での生き残りゲームは、タタリ、キューブを思わせます。

 で、脈絡も無く、次々と女性が死んでしまうのですが、死ぬまでの過程が分かったのは4人中2人。凍死した人と飛び降りた人が何故死んでしまったのか。幽霊に取り付かれてしまったから。そんな設定は飽き飽きしているし、理屈が通じません。

 次、陳腐なCG。一目で分かってしまうCGは、使わない方が良いです。他のホラーやSFのように明らかに使わなければならないのであれば仕方ないですし、それを含めても楽しめるのですが、本作品は雨とか、別にCGじゃなくてもいいじゃん的な場所に使ってあって、その辺も興ざめしてしまいます。

 ってか、この作品、よほどお金が無かったのでしょうか。死体描写はあっても、それを行う映像、過去や現実(作品内の)でも1つとして出てきません。何を狙ったのか分からないような、写真で飛ばしてみたりね赤く落書きみたいにしたりして。。。誤魔化してるとしか思えません。

 ってか、死体の映像が出てる画面、凍死していてる人と、ガラス片で刺されてしまった死体の人。胸とかバッチリ動いてるんですけど。目とかつむっているのですが、まぶたがピクピク動いていたり。見た時、まだ生きていて、瀕死の状態なのでは!?と思ったんですが、死体扱いで。。。狙ったのであれば、完全にこちらの負けだと思います。ホラーではなく、コメディですが。二つ星☆☆

0 件のコメント: