2007年9月11日火曜日

ホラー「ビヨンド」を見た

 ゾンビ映画の最高傑作といううたい文句ととに落とした映画を見ました。結構昔に作られた映画だと思います。CGとかゼロで、特殊メイクオンリーだったので。

 結果、確かに怖かったです。謎の盲人、メアリーだっけかな?その存在も不明だったし。多分、主人公の女性がホテルに入った時から、地獄の門が開いてきてたって感じだと思います。

 終わりがハッピーエンドではなく、地獄に入ってしまい、永遠にさ迷って終わりだったのが、怖さを引き立てます。

 昔のホラーはちゃちいなんて言ったけど、やっぱ内容によりけりなんでしょうね。

 でも、実際見て思ったのは、”ゾンビ、いらなくね?”の一言ですね。

 その60年前に貼り付けにされ、なんか酸みたいな液体をかけられた人くらならいざしらずいつの間にか病院はおろか街全体が無人もしくはゾンビとなんの脈絡もなく増殖してたのになんか腑に落ちないトコもあるんですが、エイボンという預言書に、地獄の門が開かれ、死者が蘇るとあったので、それでか。と思いましたが、生存者ゼロ、いや一人いたけど、すぐに、しかも仲間が撃ったピストルが窓のガラスを破りその破片で死ぬという、クライマックスにしては、迫力が欠けるものでした。

 でもそれ以外は、現代の怖さに通じるものであり、ホテル=地獄の門。そしてエイボンの預言書、地獄と思われる絵。それらが上手く混ざり合い、怖さを引き立てたと思います。秀作。4つ星☆☆☆☆

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