2007年11月11日日曜日

ホラー映画「パラダイム」を見た。

 正式なタイトルは多分「プリンス・オブ・ダークネス」だと思います。多分。

 こちらは90年代の作品でしょうか。映像のクオリティから言って。カテゴリーで言えばSFホラー?になるかと思います。

 ある神父さんに呼ばれた、考古学?の教授みたいなの。教会の地下で謎の緑がグルグルしてる(床屋さんの青と赤と白トリコロールの回転するヤツあるじゃないですか。それ。)ものを見せられ、これを調査して欲しいとの依頼を受ける。

 教授は、優秀だと思われるメンバーを集い、早速地下のグルグルの調査を始める。グルグルと一緒に、ラテン語、ギリシャ語等で書かれた本の解読を行う。内容は、聖書の言葉だったりして、何か警告じみたものが書いてあるみたい。

 グルグルの調査も進んでいる。グルグルの上にある劣化物は、700万年の代物らしい。かつ紀元後、2000年は何も起こっていないのに、調査を始めたら、急に動き出すのも設定に無理があると思います。

 動き出したグルグル、それを見ていた女性に水?を口に浴びせます。丁度、今の勢いが強い水鉄砲を口に発射されたみたいな。その後、ゾンビ?化。またもやその人に傷つけられたり、その女の人が鉄砲魚のように吐き出す毒液を口にしてしまうと、ゾンビかされる。

 一方、今度は別の女性、調査が始まった時から腕に奇妙なあざが出来る。十字架の上を”?マーク”にしたみたいな。疲れたから45分寝るわー。なんて仮眠を取ってるうちに、やはり水鉄砲を喰らう。その後、ゾンビ?いや何者かに操られてる女性二人組みが、100kgはゆうにありそうなグルグルを彼女の部屋にもっていく。

 しばらくすると、彼女の目、鼻?口?から猛烈にその毒液みいなのを吐き出して、いや吸い込んで?気絶する。どうやら妊娠したらしい。

 その妊娠も最初はお腹が膨らむんだけど、しばらくすると凹み、かわりに顔とか腕とかがまるで腐ったかのようになりました。

 外では、なんか操られてる人たちがウロウロしたり。1人、もーいやと教会から出たら、全身ゴキ男に襲われ、体をゴキに食われたり、教会の窓に何故か大量のミミズが。カラスが群れをなすとかだったら、設定上納得がいくんですが、何故ミミズが悪魔っぽいのが復活すると増殖を?これはキモさを演出する為でしょうか。

 で、最後の方、解読してたお姉さんもゾンビ化されちゃったんだけど、何故か解読は終わっていて、どうやら鏡が関係するらしいぞと。妊婦女性もコンパクトで自分の顔を見るや否やビビリ、鏡を触ろうとするとその中にそのまま入っていってしまう。パラレルワールドなり、悪魔の世界との入口に鏡が用いられるのは、結構あますよね。

 で、大きい鏡の前に立ち、腕を鏡の中に入れていく。その先には、サタンと呼ばれる堕天使のような手が。悪魔復活!と思った瞬間、生き延びてた女性がタックル。一緒に鏡の中に入ってしまいます。そして神父さんが持ってた斧で鏡を叩き割り、悪魔がこちらの世界へ入ってくるのを防いだ。で終わりなんですが。なんですが。

 最後、鏡を割った神父が、さも自分が世界を救ったみたいなことをまるで鬼の首を取ったかのようにぬかして、何を言ってるんだこの人は。みたいな。

 彼女は犠牲となって。。。なんてサワヤカに話してる教授も教授。なんか平然としてるけど、彼女いなかったら世界滅んでたんだよ。もちょっと彼女の功績を称えようよ。

 多分、そのタックルした女性が主人公かと思うのですが、行ったことに対する評価の低さ。見るに忍びません。。。ある意味で後味悪し。3つ星☆☆☆

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