2007年11月11日日曜日

ホラー映画「デモンズ」を見た

 かなり昔のもの(1980年代?)かと思われる作品です。いわゆるゾンビ物です。

 深夜の地下鉄で、1人の女性が謎の男性と出会う。その男は、顔の半分を銀のお面?みたいなので覆い、女性に近づいてきた。男性は女性にあるものを渡す。映画館の入場チケットを。

 女性は、友達と行きたいのでもう1枚欲しいと言う。男性はチケットを2枚渡した。

 映画館に来た人々、チケットには、映画のタイトルすら無い。女性とその友達。それをナンパしようとする男性2人組、老夫婦、両手に女性をはべらかせた男性。盲目の男性とそれを介護している女性。

 事件は、1人の女性が冗談交じりで、飾ってあった仮面を被ることから始まる。仮面を取った時、仮面が女性の頬に傷をつけた。最初はかすり傷だと思っていたが、血は止まらない。トイレで何度拭いても血があふれ出す。しまいには、血の代りに謎の液体が。そしてゾンビ化。

 一方映画巻では、ホラー映画と思われる映画を上映していた。その映画でも、ふざけあってた男性が仮面を被り、頬に傷がつく。そしてゾンビ化。

 リアル(映画の中の)な世界では、その女性が次々と人を襲い、傷つけられた人はゾンビ化。映画館の中の人達は、パニック状態になる。だが、入口は何故かコンクリートで覆われていて、出ることが出来ない。

 1人、また1人とゾンビ化し、生き延びてる人達もだんだん少なくなってくる。そして何故か街中にゾンビな人達が。

 映画館の中では、生き延びてる人は、最初の女性と、ナンパな男性2人だけになってしまった。ゾンビなのでナイフは効かず。逃げ回る2人。

 クライマックスは、男性が展示してあった、何故かモトクロスバイクに乗り、一緒に飾ってあった何故か日本刀を武器にゾンビをなぎ倒していく。しかも観客席(座席)の上とか、階段を駆け下りるなどのスーパーテクニックの持ち主。しかも女性を一緒に乗せて。ってかモトクロスバイクにタンデムシートなんてあったっけ?あと歴史の中では、かなり重いはずの日本刀(太刀)を両手を使わず片手でなぎ倒すすさまじい筋肉の持ち主。わざわざナンパしに映画館に来なくてもモテモテであろうと思う。

 命からがら映画館は脱出できたものの、外にもゾンビ。ゾンビ&ゾンビ。もうダメかと思ったその時、1台のジープが。一見普通の家族っぽいが、拳銃から始まりライフル、サブマシンガンまである、アーミー一家。それになんとか乗り込み、まだ十代前半であろう少年がショットガン撃ちまくり。街を後にする。

 ラストは、確かゾンビに腕を傷つけられた男性ではなく、主人公?の最初の女性が無傷なはずなのにゾンビ化。こちらも十代であろうおねえちゃんにショットガンで一撃。街を去っていく。

 昔の、そして洋風ホラーの典型かと思います。死霊のはらわたとか、バタリアンとかの流れをくむものだと思います。

 なので、何故バイクが!?とか何故日本刀?とか、映画館でナンパしてないで、モトクロスの大会に出ろ。とか、ツッコミどころ満載な設定を無理矢理、冒頭から見ている人に押付けてます。ただ、ゾンビがダッシュするのは、バタリアンからきているものかと思います。確かに猛烈なスピードでゾンビに追っかけられたら怖いですね。ってそーゆー夢を見ると怖いと思います。3つ星☆☆☆

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