2008年2月4日月曜日

学生街の喫茶店

 朝起きて、朝食。その後寝てしまい、気付いたらお昼になってたんですが。

 昼食を食べて(寝てても腹は減るもんだね)しばらくしたら、父上からちょっと出かけない?って誘われました。

 前々から、父上が自分に言ってました。ただ、家にいると母上がいて、母上は、根っからのおしゃべり好き、いうより、話さないといられない性格で、父上と話してる横から口を挟んだり、話していることろに、テレビでいいのがあったらその話をする。言わば口さえ動いていれば良い。みたいな性格なんですね。深刻な事でも重要なことでも、世間話でも、口をつっこまないといられないような、好き・嫌いが分かれる性格だと思います。

 で誘われるまま、父上と出発。市内にある大学の道ぞいにある喫茶店だそうです。多分、アニと話したりした時に使ったのでしょう。そこへ行きました。

 言ってる途中、大学生なのか、職員なのか分かりませんが雪かきをしてました。アホか。と思いました。朝からの日差しで雪が溶け、重くなってる雪を雪かきようスコップで雪かき。

 その人達がドコからきているのか。沖縄とか、雪が降らないところの生まれだったら、仕方ないなと思うんですが、大学の2年生と言うのでしょうか。その人たちは、ここの冬を1度は過ごしてるのに、まったく学習能力がありません。

 しかも雪かきをするのに、上は防水でないコート。まぁ暖かそうなんでそれは良いんですが、下半身に問題があります。ミニスカート(短パン?)に黒タイツ。ヒールのついたブーツもしくわパンプスで雪かき。完全に雪かきをなめてるんですが、楽しそうだったので、まぁいいかと。

 大学生活ってものをやった事がなく、15歳から年金の積み立てをしてる俺は、キャンパスでニコニコしながら話しをしているイチャイチャバカップルや、ギリギリに単位をとってむ、あとは麻雀、パチンコ、スロットにいそしむ毎日。もしくはバイト

 で、卒業旅行称し、海外や遠いトコに行く。何時授業しているの?ってのが大学のイメージなので誰か教えて欲しいです。ちなみに兄貴の大学で、筑波にある図書館情報大学なる学校に行っていて、前記大学の図書館で本の管理の仕事をしているみたいです。

 1回くらい遊びに行ったことがあったんですが、兄貴は勉強してました。国会図書館に勤める夢を未だ持っていて、夜間大学院に通い、去年だかに卒業したみたいです。

 でも、俺的なイメージとしては、兄貴みたいな性格であればもともと本好きなので趣味と実績をかねた大学。言わば有効性の高い大学と言えます。

 ただ、現在、無名の大学を出ても、へのツッパリにもならないほど就職が難しいとか。かつ理工系であればそれなりのスキルが見に付くので良いかもしれませんが、ノンベンダラリと過ごしている人達は大変みたいです。夢と現実のギャップに苦しんでいると思います。

 ってか、別に大学の話をしたくて、ここまでテキストを書いたのではありません。大学の道路の反対側にある喫茶店な父上と話をしました。

 スペシャルなるコーヒーと、ベイグドチーズケーキを食べながら、父上と話をしました。

 俺がどうして実家に帰ってきたか、今回のトラブルはなんだったのか。どんな展開になっているのか。等の話を。

 離婚の危機?ちゃんちゃらオカシイ。妻から電話がかかってきて俺の様子はどうですか?と妻が聞いたことに対して、3,4日じゃあ何も言えないね。と形的には突っぱねる回答となってしまったんですが。

 父上からしてみれば、俺もふくめ、妻よりも倍も生きていて、そこに苦もあれば楽もあり、それだけの経験、田舎の考えだろうが、父上の人生感というものを教えてくれました。俺はガキンチョ、妻は小娘だと。自分に言わせれば。

 今回のトラブル、別に原因なんてものはたいしたことはない。それでダメならダメだし今はどっちも平行線をたどってて。いつ爆発するのかは分からないけど、そんな爆発だって対したことはない。簡単に言えばそんなトコです。

 父上とまじめに1対1で話したのは、小学校の時、別の喫茶店に行った以来。どうしても母上むがいると横から口を挟むんで、まじめな話も長くなってしまうんで、このよなチャンスを待ってたみたいです。欲を言えば、俺、妻、父上で話がしたい。それだけの人生経験をもっていて、最終的むには、自分通しだけど、客観的なアドバイスはできると言っていました。

 父上の話は、まぁ息子だからかもしれませんが、説得力があり、納得のいくものでした。本質だけを話す(細かい話はお互い知ってるから)ので、長時間の会話では無かったんですが、感銘をうけました。正直、記憶の中では、初めてだと思います。

 父上と話する時、昭和13年からの人生。太平洋戦争、東京五輪、学生運動、日本の経済好景気、バブルがはじけた時、それからの冬の時代、社長である時の作業員の束ねかた、心筋梗塞での手術、入院。人生経験で言えば、激動の時代をすごしていたと思います。

 なので父上の話は、穏やかであるが、率直であり、とても納得のいくものでした。ケーキを1つ。コーヒーを2杯。タバコを数本。1時間程度でしょうか。その1時間は、下手な大学の4年間より、勉強になったと思います。

 今、上に行き、1人でこのテキストを書いているんですが、父上の話を反芻していると、正直、涙が出そうになります。

 最後の方、ちょっと具合が悪くなってしまったんですが、それを我慢しても、すげぇ貴重な1時間だと思いました。まさしく♪学生街の喫茶店♪でした。

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